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2008年5月15日 (木)

174 源 晴信の漢詩

『本朝一人一首』(小島憲之校註。新日本古典文学大系63、岩波書店、1994年)より。

  新正口號(しんせいのこうがう)          

         源  晴信(武田信玄)

 淑気未融春尚遅 霜辛雪苦豈言詩 此情愧被東風咲 吟断江南梅一枝。

読み下し

 淑気未だ融せず春尚遅し   霜辛雪苦(さうしんせつく)豈(あに)詩を言はんや   此の情(こころ)愧(は)づらくは東風(とうふう)に咲(わら)は被(れ)んことを   吟断(うた)ふ江南梅一枝(いっし)

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